虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

アニメ

「カンフー・パンダ」

原題:Kung Fu Panda 監督:マーク・オズボーン、ジョン・スティーブンソン 脚本:ジョナサン・エイベル、グレン・バーガー 5人(匹)のマスターを育て上げてきたシーフー老師。だが、長く優秀な戦士を育ててきた老師にも「不肖の弟子」が存在した。その彼…

「崖の上のポニョ」

原作・脚本・監督: 宮崎 駿 「アニメのしょげんに立ち返る。」 本作についての合同会見で宮崎駿はこういった。 しょげんってナンだ?。諸元でもない。緒言でもない。おそらくは初源のことなのだと思う。この「初源」が「ポニョ」を語る上でキーワードになる…

「映画クレヨンしんちゃん/ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者!」

監督・脚本:本郷みつる 本郷みつる監督復帰作。うっかり“闇の扉”を開けてしまったしんのすけが、地球支配をたくらむ闇の世界“ドン・クラーイ”から家族と地球を守るため、選ばれし勇者となって闇の力に立ち向かう、というお話。 全体的にかつての懐かしさを…

★のみ。

・「ワンピース エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜」★★★ ・「ビー・ムービー(日本語吹替版)」★★★★ ・「パンダコパンダ」「〜雨ふりサーカス」★★★ 「ワンピース」は前作から連なる「原作本編」が原作の映画化なのだが、「もしもチョッパ…

「超劇場版ケロロ軍曹3/ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!」

監督:山口晋 脚本:横谷昌宏 原作:吉崎観音 総監督:佐藤順一 意外な伏兵。 サンライズ制作だけに作画面ではあれほど充実を見せながら、第一作で私の期待を大きく損ね、第2作も悪くはないにしても、決して私が期待した水準までは届いてなかった*1感の強い…

「ドラえもん/のび太と緑の巨人伝」

監督:渡辺歩 脚本:大野木寛 原作:藤子・F・不二雄 ドラえもんとは。ご存じ未来から来た猫型ロボットである。 という点を踏まえて、今回の映画について考える。 さて。自分は以前、新シリーズ第1作「のびたの恐竜2006」の感想で、「ここからドラえもんの…

「ペルセポリス」

原題:Persepolis 原作・監督・脚本:マルジャン・サトラピ 共同監督・共同脚本: ヴァンサン・パロノー 個人的にイランの青春群像の傑作と思う「オフサイド・ガールズ」*1と対を為して語られるべき、イラン人女性の個人史。 他国文化に憧れを抱きながらも、…

今年の1本:テレビアニメ

「銀魂」 次点 「モノノ怪」「電脳コイル」「天元突破グレンラガン」「DARKER THAN BLACK」 (一言)当たりが多すぎた今年。それでも「銀魂」は1年というスパンでテンションが下がらなかったことに、敬意を表して。ほんと、あの手この手を駆使して、シリア…

邦画・洋画・アニメ ジャンル別ベスト。

(1/4に追記) 邦画(実写) 1「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 2「それでもボクはやってない」 3「しゃべれどもしゃべれども」 4「ALWAYS/続・三丁目の夕日」 5「龍が如く」 6「舞妓Haaaan!!!」 7「転々」 8「転校生/さよならあなた」 9…

「ルイスと未来泥棒」

原題:Meet the Robinsons 監督:スティーブン・J・アンダーソン 原作:ウィリアム・ジョイス 発明好きの主人公・ルイスは、赤子の頃に母親に孤児院に預けられ、養子の貰い手を待つ身。面談を繰り返してはいるが、彼の変わったキャラクターは里親たちに受け…

「ベオウルフ/呪われし勇者」

原題:Beowulf 監督・製作:ロバート・ゼメキス 脚本:ニール・ゲイマン/ロジャー・エイバリー 世に名高い、勇者王ベーオウルフ。殺戮を続ける怪物を見事に追い払い、その怪物の母親を退治。先王から禅譲され、彼の地の王となる。だが、彼には、人には言えな…

風邪引いてました。

あー。公開ラッシュなのになー。 寝っぱなし。 ・というわけでしゃーないので、映画以外の話をだらだらと。 Wii買いました。なんでか、「ドラゴンボール」買ったりして。第三選択市っぽい。 ちょこっと遊んで楽しかったんだけど、あまり遊べてないなー。むし…

「マウス・タウン/ロディとリタの大冒険」

原題:Flushed Away ドリームワークスとアードマンスタジオのタッグとしては最終作かな?の新作。劇場で予告編までかけていた*1にも関わらず、蓋を開ければビデオスルー。てなわけで、ようやく見た。 飼いネズミのロディはひょんなことから、飼い主が留守中…

「茄子/スーツケースの渡り鳥」

監督:高坂希太郎 原作:黒田硫黄 「茄子/アンダルシアの夏」の正式続編。DVD買って鑑賞。いやあ〜〜〜〜〜・・・・・ 面白かった!!!こんなに素晴らしい出来でOVAってどゆことよ!!!劇場で見たかった。 (まあ、54分しかないからしかたないんだけど…

<近況>・i-pod classic 80G、飼い始めました。なんかでっかいリュックサックもらった子供の気分。 とりあえず中に詰めるものを考えるのが楽しい。終わらない「遠足の前日」が続いてる感じ。 なんか音楽やら落語やらPODCASTやら予告編にMAD動画と、やたら…

「リトル・レッド/レシピ泥棒は誰だ!?」

原題:Hoodwinked 監督・脚本: コリー・エドワーズ 共同監督・脚本: トッド・エドワーズ / トニー・リーチ 事件は、ある老婆の家で起こった。 その世界ではレシピがものを言う。らしい。 その森では主要産業が「お菓子作り」らしく、多くの動物たちがお菓…

「ストレンヂア/無皇刃譚」

監督:安藤真裕 脚本:高山文彦 訓練された犬とともに生活し、旅を続ける孤児、そして「偶然」彼と出会いやとわれた、刀を封じている奇妙な若き浪人。彼らが向かうのはとある小国の禅寺。そこには、少年を明国で助けた僧が、彼を保護してくれるはずであった…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」

総監督: 庵野秀明 監督: 摩砂雪 / 鶴巻和哉 原作・脚本: 庵野秀明 「さよならは言わないよ。はじめからさよならの予感に満ちた家だったんだもの!」(四方田犬丸。「御先祖様万々歳!!」より) テレビアニメと映画の決定的な違いは、繰り返すか繰り返さ…

よりぬき「虚馬ノート」

・なんと言ってもこのニュースはうれしかった。 ●痛いニュース(ノ∀`):冨樫義博『HUNTER×HUNTER』 1年8ヶ月ぶりに連載再開 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1024790.html この画像見てるだけで、すでに泣きそうな俺。どんだけ待ってたことかッ! …

虚馬メモ RETURNS

・見たけど、感想かいてない映画2本 「ラッシュアワー3」★★★ 「天然コケッコー」採点保留 ・「天然〜」は、最後の方で疲れのせいもあって眠ってしまい、しかも肝心のキスシーンをまるまる見逃してしまったので、再見してから書きます。多分。色々と思うと…

「ルネッサンス」

原題:Renaissance 監督:クリスチャン・ボルクマン 脚本:アレクサンドル・ド・ラ・パトリエール、マチュー・デラポルト 黒と白だけのモノクロームを思い切り作り込んだCG映像全編に配することで、きちんと「絵」として映えるように途方もなくライティン…

「ベクシル 2077日本鎖国」

監督:曽利文彦 脚本:半田はるか、曽利文彦 2066年に日本は「ハイテク鎖国」によって、完全に外から遮断されてしまった。それから10年後の2077年、米国特殊部隊所属のベクシルは、鎖国以後、誰も足を踏み入れたことのなかった日本への潜入に成功するのだっ…

「NARUTO -ナルト-疾風伝」

監督:亀垣一 脚本:武上純希 ○| ̄|_<ナルトの真似ー というわけでシリーズ4作目。第1作「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ」に惚れ込んでから追いかけているんで、今年も鑑賞。先週見たんだけど、うん。 ○| ̄|_<がっかり 亀垣監督*1には期待してたんだが…

「アズールとアスマール」

原題:Azur et Asmar 監督・脚本:ミッシェル・オスロ 音楽:ガブリエル・ヤーレ 日本語吹き替え演出:高畑勲 寓意性は高いが、独特の世界観と演出リズムをもつ、「キリクと魔女」で有名なフランスのアニメ作家・ミッシェル・オスロ監督最新作。 鮮やかな疑…

「ピアノの森」

監督:小島正幸 原作: 一色まこと 脚本: 蓬莱竜太 テレビアニメ版「花田少年史」の・・・と書くべきなのでしょうが、未見なので、個人的には「MASTERキートン」「MONSTER」の小島正幸監督最新作。 原作は未読。 ピアニストになるために英才教育を受けてきた修…

虚馬メモ RETURNS

なんか「絶望先生」のOPがえらい変わってて驚いた。 うん、なかなかの狂いっぷり。 オーケンの歌が呪詛に聞こえるスロー再生版はこちら →http://www.nicovideo.jp/watch/sm732489 ・絶望した!「コードギアス」の24.25話に絶望した! なんだ、この投げっぱ…

「河童のクゥと夏休み」

監督・脚本:原恵一 原作:木暮正夫 力作、という言葉がこれほど似合う映画もない。苛烈な大力作である。 その2時間18分に詰め込んだその、圧倒的な情熱。家族と一匹の河童のひと夏の交流と片付けるには、あまりにも力みなぎる演出と物語が全編を貫く。劇場…

「Genius Party/ジーニアス・パーティ」

アニメーション制作: STUDIO4℃ プロデューサー: 佐伯幸枝 エグゼクティブプロデューサー: 田中栄子 予告編によると、このオムニバスのテーマは「制約はゼロ」なのだそうだ。うん。そうね。 とりあえず作品ごとの★から 「Genius Party」(福島敦子)★★★ 「…

虚馬メモ RETURNS

・「大江戸ロケット」が好きだあーーーっ! テレビアニメ「大江戸ロケット」は本当にすごい志の高いことを、かなり鮮やかにやっているアニメなんだけど、鮮やかすぎて、ぜんぜん話題にならないのが非常に歯がゆい。だって、質素倹約の嵐が吹き荒れる天保年間…

今週の「グレンラガン」は総集編。

というわけで「総集片」をどうぞ!←大嘘 第2部終盤の巻き展開辺りを完全再現。