虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

2009-01-01から1年間の記事一覧

「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」

監督:長谷部安春 原作:ハセベバクシンオー 脚本:飯田武 ドラマ「相棒」シリーズの脇役、鑑識課の米沢さんが抱えたある事件を描く、「相棒」外伝。 「相棒 劇場版」感想 http://d.hatena.ne.jp/toshi20/20080501#p1 ↑この感想を書いた頃、ドラマ「相棒」に…

「ワルキューレ」

原題:Valkyrie 監督:ブライアン・シンガー 脚本:クリストファー・マッカリー/ネイサン・アレクサンダー ああん、ナチス軍服の男たち。なんて美しい。あたくし、うっとり。 という映画。・・・・いやまあ、むろんそれだけの映画ではない。この映画は基本「…

「ドロップ」

監督・脚本・原作:品川祐 信濃川ヒロシは不良漫画を手に持ちながら言う。「俺、転校して不良になりたいんだよね。」 品川祐の自分をモデルにした小説の映画化を自ら担当。はあ、そうすか、それはよかったっすね。 というわけで、ミクシィで品川嫌いコミュに…

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

監督:中村義洋 脚本:斉藤ひろし、中村義洋 原作:海堂尊 その医師は名を速見晃一という、 あだ名は「将軍(ジェネラル)」だそうである。しかもそのあとに「赤(ルージュ)」がつくらしい。「ジェネラル・ルージュ」。「赤」い将軍、といえば「北の将軍様…

「映画ドラえもん/新・のび太の宇宙開拓史」

監督:腰繁男 原作:藤子・F・不二雄 脚本:真保裕一 僕はここ4年ほど映画ドラえもんを見続けているのだが、30過ぎのおっさんが見る、ということに関していえば実を言うといくばくかの恥ずかしさがある。僕が愛読する映画サイトの人は、ほぼスルーだっつ…

「超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」

監督:山口晋 原作:吉崎観音 脚本:山口宏 異変はすでに起こっている。それでも、自分たちに直接的な被害がなければ、人はそれをたやすく受け入れる。「日向家」もまた、「それ」の出現以降も、変わらぬ日常を続けていた・・・。 という出だしで始まる、「…

「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」

原題:Street Fighter: The Legend of Chun-Li 監督:アンジェイ・バートコウィアク 脚本:ジャスティン・マーク タイトル通り、「ストリートファイターII」(以下「スト2」)の春麗を主人公にした映画である。 「スト2」に思い入れがないと言ったら嘘にな…

「ヤッターマン」

監督:三池崇史 原作:竜の子プロダクション 脚本:十川誠志 びっくりした。 脚本が「少林少女」の十川誠志じゃん。 というのは置いといて。結果としてはちょー面白かった。 「ヤッターマン」をリアルタイムで見た、とは言い張れないのが哀しい。えー、再放…

「7つの贈り物」

原題:Seven Pounds 監督:ガブリエレ・ムッチーノ 脚本:グラント・ニーポート えーとね。 ボクが好きなテレビアニメに「精霊の守り人」というアニメがありまして。 知らない人に対して説明しておくと、異邦人で用心棒の女性バルサが、ある出来事でその国の…

「フェイクシティ/ある男のルール」

原題:Street Kings 監督:デビッド・エアー 脚本:ジェームズ・エルロイ、カート・ウィマー、ジェイミー・モス この映画で気づいたこと。キアヌ・リーヴスとジェームズ・マカヴォイくんは似てる。 (いきなりネタバレ気味なので以下の文は自己責任で)

★のみ

「動物農場」★★★「未来を写した子どもたち」★★★★

「チェンジリング」

原題:Changeling 監督・製作・音楽:クリント・イーストウッド 脚本:J・マイケル・ストラジンスキー 1928年に起こった実話だという。 シングルマザーのひとり息子の失踪、警察からの発見の知らせ、しかし、その息子は見知らぬ少年。だが、少年は息子の名を…

「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」

原題:The Curious Case of Benjamin Button 監督:デビッド・フィンチャー 製作:フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ、シーン・チャフィン 脚本:エリック・ロス 原作:F・スコット・フィッツジェラルド 「若返っていくってどんな感じ?」「自分…

「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」

題:Revolutionary Road 監督:サム・メンデス 原作:リチャード・イエーツ 脚本:ジャスティン・ヘイス 「あなたって興味深い人」と彼女は言った。 今そこにある平凡なもの(レボリューショナリー・ロード)から逃げ出したい、とある夫婦の物語。 なんか、…

虚馬メモ RETURNS

<近況> 正直しんどい日々が続いております。流転の日々。 したいことやりたいことみたいものききたいものはたくさんある。 時間と体力が・・・ない。三十路の体にムチ打って。ギリギリギリギリジンジン。 ・・・いや、そうじゃない。そうじゃないんだ。き…

「少年メリケンサック」

監督・脚本:宮藤官九郎 OLが自らの契約を賭けて、動画サイトにアップされたライブ映像に映るイケメンパンクバンドと契約しようと本人を訪ねたら、実はとっくに25年前に解散していてメンバーは全員おっさんになっていた!それでも動画への反響はすごくて、…

「チェ/39歳 別れの手紙」

原題:Che: Part Two 監督・撮影:スティーブン・ソダーバーグ 製作:ローラ・ビックフォード、ベニチオ・デル・トロ 脚本:ピーター・バックマン 静かに。ただ静かに。彼は革命そのものになっていく。 エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナにつ…

「チェ 28歳の革命」

原題:Che: Part One 監督・撮影:スティーブン・ソダーバーグ 製作:ローラ・ビックフォード、ベニチオ・デル・トロ 脚本:ピーター・バックマン チェ・ゲバラについての2部作。その第1作目。まずはキューバ革命を成功させるまでの、彼の生き様を追う。 映…

「20世紀少年 第2章/最後の希望」

監督:堤幸彦 原作・脚本監修:浦沢直樹 脚本:長崎尚志、渡辺雄介 いつの間にか副題ついてやんの、だったら始めからつけろや「LOTR」気取りかこの野郎!な大ヒットシリーズ第2作。 というわけで、「第1章/終わりのはじまり」をDVDで復習してから見に行…

「プライド」

監督:金子修介 原作:一条ゆかり 脚本:高橋美幸、伊藤秀裕 プライド高い生粋のお嬢様・と、アルバイト掛け持ちの苦学生。二人の出会いが、やがて骨肉の争いへと発展する。 原作は未読。 面白かったっすわ。 昼メロ並の虚構性を持つ脚本を、それを自明のも…

「007/慰めの報酬」

原題:Quantum of Solace 監督:マーク・フォースター 脚本:ポール・ハギス、ニール・パービス、ロバート・ウェイド 007シリーズの中で私が最も愛したボンドはダニエル・クレイグなのでした。 「007/カジノ・ロワイヤル」感想 http://d.hatena.ne.jp/toshi2…

「トウキョウソナタ」

監督:黒沢清 脚本:マックス・マニックス/黒沢清/田中幸子 六本木で英語字幕版を鑑賞。 家族って、意外とホラー。という映画なのかもしれない。 「歩いても 歩いても」のような繊細なかたちではなく、この映画はもう少しわかりやすい形で、家族が壊れかけて…

「K-20/怪人二十面相・伝」

監督・脚本:佐藤嗣麻子 原作:北村想 うん。あのね。嫌いじゃないわ。 不調法な映画、という意味でけなすことは出来る。金城武の日本語演技はやっぱ辛いわー、とか、松たか子がクラリス気取りなのはどうなのか、とか、いくらなんでもその明智はねーんじゃね…

「エグザイル/絆」

原題:Exiled 放・逐 監督・製作:ジョニー・トー 脚本:セット・カムイェン、イップ・ティンシン、銀河創作組 鈴の音が聞こえる。そこは男たちが「還るべき場所」だった。 返還間近の香港。 一つの家に集まった男たち。4人。彼らは一人の男を待っている。…

08年の1本:ゲーム

「428 封鎖された渋谷で」 次点 「マリオカートWii」 (一言)ろくに映画にも行けてないのに、ゲームなんか出来るわけねー!と言いつつ、「428」は面白すぎて一気にプレイしちゃいました。「逆転裁判」といい、入り組んだ話のアドベンチャーが大好きなん…

08年の1本:ドラマ

「風のガーデン」 次点 「流星の絆」「相棒」 (一言)ドラマは、途中で挫折することが多くて難儀したのですが上記2本は、最後まで楽しめました。あと「33分探偵」をスルーしたのが心残り。 今年はもう少しきちんと海外ドラマを追いかけたい。追いかけたい…

08年の1本:漫画

「とめはねっ!」 次点 「HUNTER×HUNTER」「アオイホノオ」 (一言)正直言うと。あまり読んでないので愕然とする。去年より前の続き物は読んでるんだけど、新規開拓があまり出来ていない。そんななか、「とめはねっ!」はかなりツボですね。河合克敏先生の…

08年の1本:テレビアニメ

「精霊の守り人」 次点 「銀魂」「コードギアス 反逆のルルーシュ(&R2)」「魍魎の匣」「ソウルイーター」 (一言)「精霊の守り人」って去年のアニメなんですけど、見終えたのが今年なんで、今年のベストにします。別格ですね。「銀魂」は毎年なんで割…

08年の1本

去年の映画以外をなんとなく総括。ノミネートはあとでちょこちょこ変えるかも。

明けましておめでとうございます。 今年も何とか生き抜きたいと思います。