虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ラスベガスをぶっつぶせ」

原題:21 監督:ロバート・ルケティック 脚本:ペーター・ステインフェルド/アラン・ローフ 原作:ベン・メズリック あの日のぼくには「経験」が足りなかった。圧倒的に「非凡な経験」が。 MITに所属し、そこでの成績は常にトップクラス、だが常にトップでい…

「アフタースクール」

監督・脚本: 内田けんじ さて。何を話してもネタバレになりそうな。という映画なので書き出しだけ出して、あとは隠してみる。以下未見者は注意。 堺雅人のための映画である。

「ランボー/最後の戦場」

原題:Rambo 監督・脚本・製作:シルベスター・スタローン えー。うん。何から話せばいいか。えー。 昔、ビッグコミックスピリッツちう漫画雑誌にほりのぶゆきという人が描いた「江戸むらさき特急」という漫画があって。一口で言えば様々な勧善懲悪時代劇の…

「隠し砦の三悪人/THE LAST PRINCESS」

監督:樋口真嗣 脚色:中島かずき 言わずと知れた黒沢監督の同名作のリメイク。 芳しくない評価も聞く映画なのですが、俺はね、割と好きです。 樋口真嗣のフィルモグラフィの中では、一番本人らしさが出た映画ではないかと思うのですよね。ファンタジー色の…

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」

原題:Charlie Wilson's War 監督:マイク・ニコルズ 脚本:アーロン・ソーキン 原作:ジョージ・クライル いくつか批評を見ていて、チャーリー・ウィルソンが劇中のような人物だったか、とか、この映画が実話かどうか、ということにこだわっているものをい…

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

原題:There Will Be Blood 監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン クラシカルな雰囲気を持つ大河ドラマであり、孤独な石油王の一代記でもある。すんげえ面白かったし、完成度という点では今年公開された映画の中でも抜群に高い映画だと思った。2時間4…

「ミスト」

原題:The Mist 監督・脚本: フランク・ダラボン 原作: スティーヴン・キング はじめは。嵐だった。木が窓を突きやぶった。祖父が植えた樹木。朝になると、湖の向こうに霧が見えた。隣人とともに買い出しにでかける。そこへ向かう道すがら、軍用車両や戦車…

「少林少女」

監督:本広克行 脚本:十川誠志/十川梨香 製作総指揮:亀山千広/チャウ・シンチー 映画ってのはなにでできているだろう。 そんなことを考えてしまうほど、この映画を見て俺は大変衝撃を受けた。とにかく映画を見終わって持ち帰った感情は「喜怒哀楽」の最初…

「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」

監督:和泉聖治 脚本:戸田山雅司 ドラマ版は未見。うん。面白かった。 元のドラマを知らないせいか、まず設定に心奪われた。警察庁内の「島流し部署」としての「特命係」があり、それが「警視庁」組織内にありながら決してそれに縛られることがなく小回りが…