「べしゃり暮らし」第2部があるなら
(ジャンプについての話。某掲示板の赤マルジャンプに関する文章を手直しして転載。)
フライング購入が当たり前だった私が、ついにジャンプを買わない週が出始めるほどに、ジャンプ熱が冷めてきてます。新連載なんて目を通してすらいません。「ネウロ」と「銀魂」「ワンピース」を読んだらあとは流し読みに近いからです。
冨樫の復帰と私の復帰は同じ頃と考えてくださいw。*1
ここんとこめっきり物語重視の作品が減ってしまったことが私の心を醒めさせるのでしょうか。「デスノート」「ユート」「べしゃり暮らし」と物語重視の連載がぱたぱたと終わり、「太臟」とか「TO LOVEる」なんて本来添え物であるべき連載がジャンプの話題の中心になり始め、しかもなにより冨樫義博のいないジャンプ*2。もう、もう、読むのが苦痛になってきまして。
そんなわけで、「べしゃり暮らし」のために赤マル買って、最終回を読んで。
これだよ。と。これなんだよ、と。
もう涙が出るくらい面白かったですよ。アドリブで乗り切る、というクライマックスに至る伏線は、彼の「学校の爆笑王」としての生活そのもの中に眠っていたのだという。この種明かし。このカタルシス。連載を読む快感。久しく忘れていた感動ですよ。
森田まさのり、俺はあんたについていくよ、と心の底から思いました。冨樫が正式にやめたら、未練なくジャンプ読むのをやめかねない今の俺には、第2部こそ是非ジャンプで!との思いを禁じ得ません。こういう連載を入れないと、もう、ジャンプの読者の質そのものが下がりかねない。
やや切実にそう思います。あと一言。
冨樫!殴り書きでもいい!話書け!コノヤロー!