虚馬メモ RETURNS

＜近況＞

・ここまでまさみ攻めしておいて言及しないわけにはいかない。「セーラー服と機関銃」第１回。

　滑り出しとしてはなかなか好調だったのではないかと思う。
　はねっかえりだけど根がやさしい、というヒロインのキャラクターも着地点としては正解かな、と。あくまでも長澤まさみの最近の演じる役柄の流れから大きく逸脱しないあたりに、「アイドル映画」的な匂いもあっていいやね。
　あと彼女のキャラクターに、赤川次郎が好んで描く気の強い女性キャラとしての特性も持ち合わせていたのも面白い。ファザコンな気もありそうだし。

　伏線もそこかしこにちりばめられているようだし、ドラマのつくりも思いのほかしっかりしてる。ドロドロとした要素をきれいに取り除いてコメディ色を強くしてあるので、大化けもしなさそうだが毎週安心して見られそう。