虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

試写からのメッセージ

toshi202006-07-10




 先日「時をかける少女」のブロガー試写なるものが行われたらしい。映画系ブロガーの方をわざわざ集めて、口コミを狙う、草の根から話題を広げていこうという、大変いい企画。
 俺は試写会というもの自体は嫌いじゃないが、どうも、タダで見させていただくと、どうにも引け目を感じてしまって感想書けなくなっちゃう性質なんで、応募しなかったのだけれど。


 映画は大変好評である。面白いという話しか聞かない。口裏合わせてんじゃねーの?と疑うこともできるが、ブロガーの口に戸を立てることはできない以上、疑う意味はない。もともと見に行くつもりの作品で前売り券もばっちり買ってあるのだが・・・困った。


 あまりにも評判良すぎて期待してしまうじゃないか。


 いやね、俺、細田守監督との相性があんまり良くなくて、最近作の「オマツリ男爵」もどうにも駄目だったのだけれど、だからこそ、今度はいい出会いになると良いなと思っていたのである。いい出会い、ってのは、つまり、「あんまり期待ないで見る」→ウマー、な出会いですよ。私はいわば、そういう出会いを求めに映画館に足を運んでると言っても過言ではないでね。
 そういう出会い方がいきなり霧散しそうである。ピンチ!大ピンチ!俺と細田作品の交差点のカドでぶつかってドキっ的胸キュンな出会いが、風前の灯ですよ<なんだその例え。



 というわけで、ネガティブな意見でもないものかとざらっと見てるんですが、誉めてる文章ばっか。あーあーあー。だれか、ロマンティック止めて。みんな誉めるの禁止ー!禁止ー!<無理だって。