ハードディスクを捨てよ。映画館に行こう。
※あらかじめ申し上げておきますが、このエントリは妄想全開の文章です。多少の電波と一部の人を不快にさせかねない暴論が混じっていることをご承知頂いて、広い心でお読みください。'（あと写真と本文は一切関係ありません）
オタクこそ映画館に行くべきなのである
と前から思っていた。もったいないよなあ。秋葉原だけに儲けさせるのは。１割でいいから映画の方に回すがよい。つーか秋葉周りするひまがあるなら、その時間を映画館に費やすべきなのだ！
大体俺は、劇場用アニメに関してだけなら、下手なアニオタより見ている自信がある。「テニスの王子様劇場版」を劇場で見たの、オタクのうち何％くらいいるのかな？俺は見たけどね！「ナルト」の第１作から見ている人はどれくらいいるかな？俺は見てるけどね！
去年は「オマツリ男爵」「ハガレン」「コープス・ブライド」「あらしのよるに」「惑星大怪獣ネガドン」などを劇場で見た。今年に入ってから「銀色の髪のアギト」「ドラえもん」「ワンピース」「ケロロ軍曹」「かいけつゾロリ」「ウォレスとグルミット」「死者の書」を見てる。「ガンダム」は趣味じゃないから見てないけど。
みんな！引きこもるなら映画館にしようぜ！ていうかな、もうテレビアニメをいっせいに見るのやめたどうだろう。所詮あれだ、なけなしの予算で萌えアニメで作って必死にグッズで回収しようとしたり、おもちゃを売るためにスポンサーの顔色伺ったりするような、そういう状況が、ずるずるとアニメをダメにしていると思う。そういう状況を一度リセットすればいい。
暴論は承知。だがもう、いいじゃん。採算採れなさそうな企画とか全没にしちゃって、人気のあるテレビアニメだけ残して、その分予算を劇場用に回さない？東映なんて毎回掛ける映画に困って、幸福の科学アニメを今年もやるんだよ？だったら、東映系すべてオタク枠にして、アニメ映画ばっかり流せばいいんだよ。つまんないアニメは儲からないけど、作品次第では儲かるような構図を作る。
つーかね、１作１作に金の掛けられ、なおかつ作家的自由を作り手に持たせられるような状況を作ればいいんだよな。もっともアニメ業界にわかりやすく還元できるのは劇場用アニメなんだよ。そこで儲かるならきちんとアニメ業界に利潤がいくんだから。安く見る方法ならいくらでもあるし。テレビアニメなんて放送するだけで赤字だぜ。DVDだって人気作品じゃなきゃ売れないしな。
だけど、劇場用アニメなら、作品がよければ客は来る！そして儲かる！今のアニメに足りないのはギャンブル性だ！作品で儲けようとせず、別の方向で「回収しよう」と考えるから駄アニメが連打されるのだ。
要はね、オタクがとりあえず映画館に来るのがステータスみたいにしたい。つーか、映画館に行こうよ。せめて週６０本とか馬鹿みたいにつくられる粗製乱造アニメを見るのに時間を費やすくらいなら、週１回でいい。映画館に来てくれ。でっかいスクリーンと最高の音環境で、手間と金と時間をかけて作られたアニメが見られるんだからさ！そして何かのアニメのついででいいから、ウォレスとグルミットも見てくれ。傑作だから！
オタクこそ映画館。そういう状況になればいい。モテない男が映画館に来る。モテない男専用サービスとかあればなおいい。男一人で映画見ると割引とか。毎週月曜日くらいにオタクデーを作ればいい。
韓流おばさんとカップルだけに映画館を占領させてはならない！いまこそオタクが大挙して映画館に押し寄せるべきなのだ！
そして「ジャーヘッド」が満員御礼！「キングコング」だって半年超ロングラン！「アビエイター」で男泣き！そんな夢のような状況になれば、「４０歳の童貞男」*1も上映できる！！需要がないと思ってる配給会社に一泡吹かせてやれる！・・・映画オタにもアニオタも両方にっこり！・・・というわけでだ！
オタク諸君！映画館はいいぞ。みんな来い！
