ぼく知ってんで。こういうときはわらうんや。

・てなわけで。

　あー、６月は新作ラッシュだってのにテンションが上がらない。今年のへこみ具合は異常。俺の。

　まあ、人生そのものへの愚痴は割愛するとして（長くなるから）。

　映画感想にしてもそうだけど、やはり信頼を失う瞬間、というのかな。俺が「飽きられる」瞬間、ってのは、書いてる側としては見たくないわけだけど、はてなアンテナとかはね、時に本当に残酷にそれを表示するんだよな。サイトが登録された数を表示する「含むアンテナ」ね。つい見ちゃうんだけどさ、１つ増える喜びより１つ減ったときの精神的へこみ具合は半端じゃなくでかい。例えるなら、格闘ゲームの「サムライスピリッツ」（最初のやつ）で、カウンターで入った覇王丸の強斬撃くらいのダメージ。同じ通常攻撃のはずなのに、ごっそりライフもってかれてますがな、みたいな。
　登録数のトータルとしてはさ、ここ半年は一応「微増」なんだけれども、時折気がつけば減ってる日もたまにあるわけさ。そしたらもう、完全に余裕をなくす。うわー「飽　き　ら　れ　た」と思う。こちらが引かせるようなことを書いたのか、俺自身の人格に問題があるのか、それともサイト自体に求心力がなくなってるのか。いろいろ理由を考えていくんだけど、その課程で自分で自分の「ダメ出し」をしていく、という非常に精神的にマズい方向に心がいっちゃう。俺は、「映画感想に関しては」勘違いしていたい方だから、俺が俺にするダメ出しに心折れそうになる。なんか、ひとりＳＭみたいな状態になってるんだけど、俺、基本的に「打たれ弱い」から明らかにもう、目に見えてテンションが下がる。

　俺的にはもう、「感想」の面白さが減じてきていor俺の人格に多少の問題がある、系のダメ出しはね。心にきつい。自分の感想や俺自身のあら探しなんかしたくない、っちゅーねん。でも性格上、ついやっちゃうんだよなあ。そうすっと書くことも見ることも、しんどくなる。リンクやアンテナを外すやつが目の前にいたら、絶対理由聞きたくなるタイプ。・・・ま、別れ切り出す側は理由がひとつふたつじゃおさまんない場合が多いんだろうけど。

　あと「はてブ」関係もね、他の映画感想系って基本的にはてブに入れられる率ってそんなに高くないんだけどさ、やっぱ他の映画感想系のサイトではてブに入る登録数が多いエントリなんか読むとさ、やっぱ俺とは違うなにかがあるよなーって思う。思っちゃう。映画感想で人を感じさせる難しさを知ってるだけに、余計にかっこよく見える。
　そして自分の姿見て落ち込むんだけど。「俺にはなんて才能がないんだ」ってがっくりきちゃうんだよな。俺も同じ作品について書いてたりすると、余計に。

　はてなは、結構その辺残酷だな、と思う。おれが勘違いしていたい部分をみごとに外堀埋められて、あとは本丸攻め込むだけ、みたいな状況になって。自意識過剰、かもわからんけどね、やっぱり自分の感想書く以上、読む人の期待に応えるくらいのものは書きたいな。書きたい。