虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

再来月には5歳。

 今日は休日。体調が優れないので、しばらく家に籠もってました。
 ふと気が付くと、あと一ヶ月ほどで、このサイト(江戸川番外地)を始めて5年経つことに気付いた。

 1999年10月1日から始めたからな。2004年10月で5周年になる。

 なんかやれることがあればいいけれど。


 今、考えているのは、自分の中でレビューできなくて残念だった映画のレビューを書いてみたい。自分の中ではフェイバリット・ムービーでありながら、レビュー出来なかった、文章に出来なかった映画がたくさんある。

 ロード・オブ・ザ・リング千と千尋の神隠しなど、見た当時の自分では、噛み下すにはあまりにも大きくて、とても文章に出来なかった作品達。そういう作品達は、他の方々に「こうこうこういう作品なんですよ」と諭されればなんとなく納得できる作品とは、まるで違う。それ自体が「世界」で、見る人によって如何様にも受け取れるような、器の大きさがあった。


 特に書いてみたいのは千と千尋。こればっかりは何度も何度も書こうとしてその度に挫折した。この作品はレビューを書くには非常に難物で、いろんな文献に当たり、数々のレビューを読み、監督のインタビューも読んだのだが、「これだ!」という答えがない。だけど、この映画が内包してる「とてつもない何か」がある実感は常にあった。
 それを、なるべく文章で書いてみたいのだが…。自分で納得できるかできないかはともかく、千と千尋のレビューはやってみたい。アニメ映画イヤーとなった今年の大トリ「ハウル」もあることだし、前作への自分なりの答えは出したいという思いもある。


 まあ、今更千と千尋もねえだろ、と言われるとそうなのだが、宮崎ファンとしては、この作品だけはなんとか文章にまとめたいのです。


 はてさて、どうしたものか。予定は未定なのです。