虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

日米ボックスオフィス(07/03)

toshi202007-07-03



(参照:eiga.com




●全米


タイトルのリンク先はAPPLEの予告編(要quicktime7)。


邦題のリンク先は日本版公式サイト。




1-(初)「Ratatouille」
(邦題:「レミーのおいしいレストラン」 監督:ブラッド・バード/ヤン・ピンカヴァ)




2-(初)「Live Free or Die Hard」
(邦題:「ダイ・ハード4.0」 監督:レン・ワイズマン 主演:ブルース・ウィリス





3-(1)「Evan Almighty」
(邦題:「エバン・オールマイティ」 監督:トム・シャドヤック)






4-(2)「1408」
(監督:ミカエル・ハフストローム 主演:ジョン・キューザック






5-(3)「Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer」
(邦題:「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」 監督:ティム・ストーリー






6-(5)「Knocked Up」
(監督:ジャド・アパトウ 主演:セス・ローゲン





7-(4)「Ocean's Thirteen」
(邦題:「オーシャンズ13」 監督:スティーブン・ソダバーグ)




8-(6)「Pirates of the Caribbean: At World's End」
(邦題:「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」 監督:ゴア・ヴァービンスキー



9-(ー)「Sicko」
(邦題:「シッコ」 監督:マイケル・ムーア




10-(初)「Evening」
(監督:ラホス・コルタイ 主演:クレア・デインズ



ピクサー新作「レミーのおいしいレストラン」が1位。「ダイ・ハード4.0」は2位。

毎年各スタジオの自信作が公開される独立記念日前の全米ボックスオフィス。今週はピクサーの新作「レミーのおいしいレストラン」が「ダイ・ハード4.0」を退けて見事首位デビューを果たした。ピクサー作品はこれで8作連続のオープニングナンバーワン獲得だが、約4700万ドルのオープニング興収は昨年の「カーズ」(約6000万ドル)、04年の「Mr.インクレディブル」(約7050万ドル)、03年の「ファインディング・ニモ」(約7030万ドル)と比べるとかなり見劣りする結果となっている。批評家からはかなりの高評価を得ているので、今後の成績に期待か。2位は27日(水曜日)公開となったブルース・ウィリス主演、12年ぶりのシリーズ最新作「ダイ・ハード4.0」。5日間の累計興収を約4800万ドルとしながらも週末3日間の興行では2位となってしまった。こちらもこの手の映画にしてはまずまずの高評価で、シリーズ記録となっているパート2(約1億1700万ドル)の成績を超えることが当面の目標となる。そして、9位には「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」のマイケル・ムーア監督がアメリカの医療保険にメスをいれたドキュメンタリー「シッコ」が拡大公開によりランクイン。「華氏」には劣るが441館でこの数字は立派。



●日本


リンク先はサントラ(Amazonアソシエイト)。



1-(初)「ダイ・ハード4.0」公式





2-(1)「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」公式





3-(初)「シュレック3」公式





4-(2)「舞妓Haaaan!!!」主題歌/公式






5-(3)「憑神」(原作/主題歌/公式




6-(4)「300/スリーハンドレッド」原作/公式





7-(6)「大日本人」(公式






8-(7)「ゾディアック」公式






9-(5)「スパイダーマン3」公式





10-(8)「プレステージ」(原作公式



ダイ・ハード4.0」1位。「シュレック3」3位。

全米では「レミー」の後塵を拝した「ダイ・ハード4.0」が、日本では「パイレーツ3」を蹴落とし、「シュレック3」を押さえて首位で発進した。先行上映、金曜初日の数字を加え、7月1日は映画サービスデーということもあってオープニング成績は動員が75万6548人、興収が8億9371万3450円という素晴らしい勢い。この数字は、72億円稼いだ前作「ダイ・ハード3」の116%とのことで、最終的には50億円あたりまで狙えそう。取りあえず、今年のサマーシーズン(5月以降公開作品)作品の3番手に浮上した。さらに数字を伸ばすには、現在の年齢やや高めの客層が、今後どこまで若くなるかにかかっている。2位に落ちた「パイレーツ3」は、この週末までに興収90億円を突破。100億超えにいよいよ王手をかけ、シリーズ最高記録もほぼ手中にしたと言っていいだろう。