虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

虚馬メモ RETURNS

toshi202006-10-27




<近況>


アドベンチャーゲーム界の鬼才・小島秀夫カントクが「天才」と認めた*1当代きってのADVゲームクリエイター巧舟
 彼の最高傑作にして、シリーズ最高の「発明」サイコロック初登場の「逆転裁判2」DS版到着。つーても、英語版がついて、操作がDSナイズされたこと、あと誤植がなくなっている以外は、GBA版となんも変わってないんだけど、そこがいい(えー。現在プレイ中。何回目?通算5回目。少ないよね?<多いよ。
 第1話のギャグ一歩手前の話から一転、ヒロイン・真宵のキャラクターを深めつつ、シリーズを貫く綾里家の「因縁」が描かれるシリアス編の第2話、サーカスの面々の楽しさと、その裏に隠された哀しみを描く第3話、そして「逆転する意味」を成歩堂に問いかける最終話。
 燃える裁判アドベンチャーたる本作であるが、「お姉様」(女教師属性もあり)「天然」「幼女」(しかもマセてる)「女王様」「ツンデレ(M女かつおしゃれメガネ)」と女性キャラのバリエーションの広がりもさることながら、成歩堂と御剣の「ツンデレ・ラブストーリー」とも深読みできるストーリー展開で「やおい」方面にもばっちり網羅する、という、萌え方面でも一線を画する。
 あと、再プレイしていて気づいたけど、サイコロックって妙にエロい。特に千尋さんのサイコロック。「千尋さんの秘密いただきにきました。」「いいわ、奪ってみなさい、わたしから」と会話は、意味深で興奮しちゃう<するな。
 というわけで、ジオメトリ円さんはさっさと買ってやりなさい。(私信)



・で、DSステーションで11月8日まで配信中の「逆転裁判4」体験版をようやっとダウンロード体験(電源落とすと消えちゃうのが寂しい)。気づいたこと。

●観衆のざわめきが生っぽくなった。
●新主人公・おどろきくんのオドロキリアクションが、成歩堂に比べてかなりでかいのが印象的だった。一瞬変な顔になる。
依頼人の「彼」が亜内検事の名前をちゃんと覚えていたのは、「お」と思った。
●ロンゲになった亜内検事の「髪バッサァー」の新モーションに受けた。
●おどろきくんにとって、成歩堂は「アコガレ」の対象であるらしい。
●第1話の「模擬裁判」説については五分五分。前シリーズとは法廷のレイアウトが変わっているし、依頼人の「彼」の境遇も流転しすぎなのでそう信じたいのだが、それにしては亜内が必死すぎるのが気になる。
●「先生」=「御剣」説は、やってみた感じで、可能性はほぼない、と思った。堅物だった御剣にしては妙に物腰が柔らかだし、威圧感がかけらもない。あと妙に育ちが良さそうなのも、なんか違う感じがした。別人と考える方が、いまのところ自然に思えた。

*1:HIDECHANラジオで発言。