各賞発表
●特別賞*1
「鴛鴦歌合戦」
「次郎長三国志」
(本来ならベスト入り確実なのだけど、新作ではないので除外。こういう形で。)
ノミネート
・「運命じゃない人」「リンダ リンダ リンダ」(今年見た去年公開作品)
●最燃えキャラ賞
★ローズ(ラダ・ミッチェル)
「サイレントヒル」
ノミネート
・ポール・ルセサバギナ(ドン・チードル)「ホテル・ルワンダ」
・パク一家「グエムル」
・ジャック・モーズリー(ブルース・ウィリス)「16ブロック」
・セオ・ファロン(クライヴ・オーエン)「トゥモロー・ワールド」
●最萌えキャラ賞
★紺野真琴
「時をかける少女」
ノミネート
里中静流(宮崎あおい)「ただ、君を愛してる」
ストーリイ(プライス・ダラス・ハワード)「レディ・イン・ザ・ウォーター」
花本はぐみ(蒼井優)「ハチミツとクローバー」
小原なおみ(麻生久美子)「THE 有頂天ホテル」
●最泣きキャラ賞
★チャパ(カルロス・パディジャ)
ノミネート
ぶっさん(岡田准一)「木更津キャッツアイ」
パク・ヒョンソ(コ・アソン)「グエムル」
川尻松子(中谷美紀)「嫌われ松子の一生」
ハマのメリー「ヨコハマメリー」
●すごい映画トップ20
1位「ユナイテッド93」
2位「トゥモロー・ワールド」
3位「グエムル/漢江の怪物」
4位「ミュンヘン」
5位「イノセント・ボイス/12歳の戦場」
6位「ホテル・ルワンダ」
7位「カポーティ」
8位「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
9位「サイレントヒル」
10位「硫黄島からの手紙」+「父親たちの星条旗」
11位「クライング・フィスト」
12位「クラッシュ」
13位「王の男」
14位「ジャーヘッド」
15位「明日の記憶」
16位「レディ・イン・ザ・ウォーター」
17位「嫌われ松子の一生」
18位「ココシリ」
19位「グッドナイト&グッドラック」
20位「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」
●好き映画トップ20
1位「THE 有頂天ホテル」
2位「嫌われ松子の一生」
3位「ウォレスとグルミット/野菜畑は大ピンチ?」
4位「レディ・イン・ザ・ウォーター」
5位「グエムル/漢江の怪物」
6位「007/カジノ・ロワイヤル」
7位「16ブロック」
8位「森のリトル・ギャング」
9位「時をかける少女」
10位「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」
11位「僕の大事なコレクション」
12位「太陽」
13位「ヨコハマメリー」
14位「サンキュー・スモーキング」
15位「トンマッコルへようこそ」
16位「デスノート」(前・後編)
17位「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」
18位「UDON」
19位「プロデューサーズ」
20位「笑う大天使」
<総評>
今年の鑑賞本数:140本強
うーむ。困ったのは当たりが多すぎることで。今年は豊作ですよ。困りました。ベスト11-20位なんて明らかに普段のベスト10レベルだと思うんです。★5つなのにベスト20に入らない作品があるくらいなんですから。
俺は大体の映画が楽しい。ので、俺は自分の意志を通しつつ、シンプルなシステムに乗っていくことで、面白い映画からベストを選んでいく「罪悪感」を払拭している(誤魔化している)部分があるんですが、今回の10本は俺自身結構面白い10本になったと思います。
・1位「グエムル」。圧勝。いやもう、文句なし。
・2位「嫌われ松子の一生」。中島哲也が天才として十全に力を解放する理由が、こういう女性の話、というところがもっともエポック。
・3位「レディ・イン・ザ・ウォーター」。意外性。無意識の衝撃だけでここまできたかと。
・4位「THE 有頂天ホテル」。三谷幸喜ファンとして、この映画を否定する理由がない。肯定する理由しかない。
・5位「ユナイテッド93」。監督の前作「スプレマシー」を1位にした俺の先見に身震い(オイ)。2年連続同じ監督が1位になったら面白いな、と思っていたんですが、適いませんでしたね。無論傑作。
・6位「トゥモロー・ワールド」。凄い映画である、という以外に存在理由がない。そのくらい凄い。
・7位「ウォレスとグルミット」。長編になってもここまでのところに仕上げてくるのは本当に凄い。感動。
・8位「イノセント・ボイス」。非力なものにとっての戦争ほど、衝撃的なドラマはない。
・9位「ミュンヘン」。憎しみが殺しを呼ぶ。恐怖が殺しを増幅する。人間は愚かに出来ている。
・10位「ホテル・ルワンダ」。上映されたことが、事件。
ワーストはなしの方向で。