「先生、さすがです。」「うむ、君もな。」
このシリーズセガサターン版「夢の終わりに」を遊んで以来なのだけど、データイーストからワークジャムに作り手が変わって、シリーズがどうなったのか、さっぱり知らないままプレイ。
今回から携帯ゲーム機用の新システムが導入されたらしい。
名付けて推理システムとパートナーシステム。
ある場面になると
キラーン
…と神宮寺の目が光り、いくつかの選択肢の中から、神宮寺が推理していくのだけど、この推理システム、頻繁に続くのでなんか間抜けなのである。
例えば序盤。
友人・哲司のお葬式で老婆が話しかけてくる
キラーン
「目の前にいるのが誰か?」
「きっと哲司の母親だろう。」
そしてパートナー・洋子(AI)くんも考える。
「きっと祖母さんでしょう」
序盤の洋子さんは推理力がからっきしなので、的はずれだったりする。なので…<
パートナーを育成しなければならない。こんな推理ゲーム初めてだ。
洋子「あの方は哲司さんのお祖母さんなのでは?」
神宮寺「いや、祖母にしては年齢を取りすぎている。きっと母親だろう。」
洋子「そう言われれば。私もまだまだですね。」
…って、向こうから名乗らせりゃいいのに。
しかも外れるとゲームオーバー。…って終わりか!
他にも
「どうやって時間を潰そう」
キラーン
「これからどうしよう」
キラーン
…などどうでもいい場面で推理してくれる。新しい神宮寺さんってばお茶目。そんなわけで、なんかハードボイルドのはずが、お笑いアドベンチャーになりかけてます。
まあ、これはこれで楽しいんですけどね。
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