虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

秋月りすへの恋文

 昔から決して変わらない人がいるとほっとするのはなぜだろう。


 モーニング増刊「OL進化論7」というものを買ってしまう。昔、下手の横好きでノートに4コマを書きためるという趣味があった俺にとって(ペン入れもしないので、よほど親しい人でないとみせなかったけど)秋月りすは実は俺が勝手に尊敬していた一人だった。
 面白いよなあ、秋月りす。決して積極的にリスペクトされる人ではないけれど。
 しかしまあ、このリアルさはなんだろうか。久々に読んだけど、凄いな。感動する。普遍的でありながら決して古びない強さ。秋月りす、恐るべし。三十路間近のこの年齢になるとさらにリアルと思ってしまうあたりが恐ろしい。つーか身につまされる感とでも言おうか。しかも男が読んで面白いってのは何だろう。


 現在の萌える4コマの潮流を作ったのは秋月りすだと主張したい!まあ、萌えるという表現とは無縁だけれども。


 そういや、「かしましハウス」って終わったらしいけど、どういうオチだったんだろう。ちょっと気になるな。