虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

感想書こうぜ!

toshi202006-12-07



 久しぶりにダラダラ書かせていただく。いつもそーじゃん、とか言わない。駄文だから読みたくない方はスルーだ。だから、いつもそーじゃんt(略)



 年末である。師走である。あと映画何本見れるかな。そして感想書けるかな。しかしねー、映画感想はここんとこしんどいね。


 映画の感想書くのは、わりと孤独だ。
 誰もいない。物語だけと向き合う、みたいなところがある。その割に読んでくれる人が「いる」のは分かっていてもレスポンスは鈍いもんだから、割と不安になる。でも、自分用のメモになっちゃうとつまんないよな、と思う。というか、備忘録にあまり興味が無くて、つまんないことは忘れてもいい、と思っているんだな。俺の感想は羅列するんじゃなくて、「そぎ落とす」作業が主だから、映画の「核」について書こうとは思うけど、全体を書こうとは思わない。そんなもん書くなら「映画」そのものに意味がなくなっちゃうしな。
 そんで、私の書く感想ってのは、未来の私に向けて書いているようなところがある。要は「未来の俺よ!今の俺はあの映画についてこんな事を感じてたんだぜ!」的な感じで、なるべく未来の俺が面白く読めるように。未来の俺が読んで面白い文章が、結局のところ他人にとっても(と言っても万人に、とはいかないんだけど)伝わる文章になるんだな、とかなんとなく思ってる。
 てなわけで、まあ、レスポンスは欲しいな、とは思う。別に文章に触れなくてもいいから、同じ映画について気軽に書いてくれりゃ応えますよ、的な心持ちなんだけれども。なんか、もうちょいコメントしやすいアイデアはないものか。文章がとっつきにくいのかね。以前「ひとりよがり」と評されたことはあるけど。オナニープレイか。まあ、そうなんだけど、もうすこし見せる自慰がしたいな。あるかそんなん。


 閑話休題
 映画の見方って正解がない、んだよな。ああ書いてもいい。こう書いてもいい。みたいな。だから感想書くのは面白い。光の当て方次第で、深くも浅くも、暗くも明るくも、面白くもつまらなくもなる。だから、もっとみんな映画の感想かけばいいのに、と思う。俺とはまったく違う見方の感想が見たいのだよな、俺は。俺は正解を提示している気はないし。間違いなら間違いでいい。と思っている。
 百人いれば百通りの感想。ていうのが一番望ましい。そういう映画が好きだ。
 おれが「時かけ」がつまんない、と思うのはみんな似たように褒めるからで、少々うんざりしたりする。映画は面白いのに、感想がつまんない、みたいな。もっと色んな楽しみ方があってもいいんだがな。切り口がみんな似てる気がして、つまんない。その点では、「ゲド戦記」は楽しかったな、と思う。ポジティブ、ネガティブ千差万別でね、そこに原作への愛や、ジブリへの愛憎が入り交じって、すごいカオスな感じで楽しかったのを覚えてる。映画ってむしろ、そういう色んな反応が、ひとつの作品から出てくれる方が面白い。映画の楽しさって、実はそういうところかな、と思う・・・こともある。


 俺が★5つつける作品は、結構賛否分かれることが多い。「グエムル」「トゥモロー・ワールド」「嫌われ松子」。みんながみんな褒めるような「良作」は物足りないと思っちゃうんだな。「時かけ」も結局★4つだし。「出来のいい映画」ってのはわかるんだけど、腹に「ズン」と重いパンチをくれるくらいじゃないと、「傑作」とは呼びたくないんだな俺。パンチドランカーか。


 というわけで(なにがだ)みんな感想書くといいと思う。俺とは違う感想を書いてくれると嬉しい。人と違う感想を目指してほしいですね。俺も目指すから。俺はこういう見方をしたよ、みたいなことを書いてくれる方が、やっぱり面白い。
 まあ、要は、色んな感想が読みたいな、ということだ。そして、なんかお気楽にコメントください。おしまい。