アニメ「DEATH NOTE」第1回雑感。
・スピード感のあるカメラ移動のオープニング。迫力はあるけど、良く考えると意味はない。リンゴを食べるところはもう少し「かじった感」が欲しかった。雨にそぼぬれるミサミサに手を差しのべる月に浦沢直樹のヨハンみたいな影が。つかどういうシチュなのか。あれは。
・死神界を描くシーン。無駄にかっこよい。作画、演出ともに力入ってる。
・現実の世界は陰鬱なトーンが支配する。意外にも授業で真面目にノートを取らない月。なんか反抗的な秀才、という風情。如何にもけだるそうに日々を過ごす月、というのはやや違和感があるかな。好青年を普段から演じてみせないと、後々の展開が辛くなる気がする。
・アニメの月は夜でも部屋では電気をつけない。机の電気のみ。省エネ生活。
・シブタク登場。コンビニ前で強姦未遂。シブタク先生アグレッシブすぎる。
・暗い部屋で、自分が書いたデスノートを見ながら笑う月。普通に危ない人だ。
・リューク、月の部屋に現る。暗い部屋だから無駄に怖い。電気つけろよいい加減。
・部屋が暗いのを注意する母親。にも関わらず、やっぱり灯りをつけない月。なんでそこだけそんなに頑ななのか。
・「人を裁く権利はあるのか」と自問自答する月。煩悶、2秒で終了。自己正当化しはじめる月。もっと悩めよ。
・暗い部屋で黙々とノートに書き続ける月。動き回るカメラ。心臓麻痺なのに、ふっとびながら死ぬ被害者たち。月もだんだん無駄なアクションが多くなる。しかも、書き終えたあとぜえぜえ言ってる月。爆笑。無駄に躍動していて面白いけど、もっと普通に書けよ、あと電気つけろよ、と思う。
・エンディングは「アカギ」のED風。リンゴを投げる月をグルグル回り込むカメラで追って最後に木の上のリュークを映し出す、という一連のカットはすごい。
・あー、面白かった。来週も見よう。