監督・共同脚本:河崎実 共同脚本;中野貴雄
面白い面白い。
モト冬樹演じるヅラを飛ばして戦う刑事、というクダラナイ発想の主人公ほか、いろんな意味で特殊な能力を持つ刑事集団の話なのだが、演出が基本「はぐれ刑事純情派」というのが素晴らしい。ベッタベタで安いけれども、地に足ついたギャグの連打に心地よく爆笑。シナリオも意外と?まとまっていて面白かった。河崎実はこのレベルのパロディの方が本領なのだなあ。
とりあえず、イジリー岡田が健闘していたのが印象的。奴の武器はまさに抜き身のエモノである。上映時間もちょうどよい。あと主題歌が耳について離れなくなってしまった。名曲だ。(★★★★)