虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

汝、映画の敵となるなかれ。


 ほんというと、「美しき野獣」のレビューを書こうかどうか迷っていた。のである。だが、「破壊屋」さんの掲示板で教えてもらったyahoo掲示板での惨状が、今回のレビューの燃料になっている


http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=323806


 久々に、激怒した。はっきりいって酷い。


 こいつらは映画の敵だ。そして、映画の敵は俺の敵だ。


 俺は反日嫌韓のどちらにも与しないが、いくら嫌ってるからって、このような相手の国の文化を貶めるような真似をするとは問題外である。そりゃこの作品を嫌いな人だっているだろうよ。だが、この書き込み群はどうだ。デビルマンもかくや、の酷評の嵐だが、どれもこの映画を見たとは思えない批判のための批判だらけ。これほどの力作に対して。俺は一映画ファンとして、そんな失礼な真似はできない。決して。


 日本人だろうと、中国人だろうと、朝鮮人だろうと、どの国の何人だろうと、おれが嫌いなのは政治的な思想やら偏見を他国の文化に対してまで持ち込むバカだ。


 こいつらの行動は、良心的な映画ファンをも敵に回す行為だ。政治的な色眼鏡をわざわざ映画批評に持ち込む自称評論家とかいるが、そんなもん俺は絶対認めない。韓国映画を堕すためだけに書き込むという行為になんの意味がある!


 韓国が嫌いなら嫌いでいい。だが、映画に何の罪がある!


 無論嫌韓の人間が、こういうバカばっかりではないことも、理性的な論客がいることも知っている。そういう人たちまで堕すつもりはない。だが、こういうバカの存在はそういう人たちまでこのような行為を容認する人たちだと誤解させてしまうだろう。


 歪んだこの行為が、自分と同じ考えを持つ人にすら迷惑かけてると気づけ。そんな無意味な真似を即刻やめろ。



 もう一度書く。こういう行為が続くなら、おまえらは映画の敵だ。