虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ


良いレビュー・悪いレビュー(1)〜小説・映画編   http://blog.goo.ne.jp/kanimaster/e/57b58e48065981ca648065aad1447bcd


 ふーん、という印象だが。

■レビューに「あらすじ」は不要
それはあくまでも、書き手の内的な追体験に過ぎないのだ。あなたが書いたレビューから、追体験として書かれたあらすじの箇所を取り除いてみよう。後に残ったわずか数行の文章が、あなた自身の感想、意見なのである


 これ言い切られてもな。年間100本くらい書いている人間から言わせてもらうと、かならずしも不要とも言い切れないんだな。特に映画レビューの場合。あらすじを書く中で自分の見方を示すテクニックだってあるわけだしさ。
 映画ってのは「体験」である、というのが持論の俺としては、その体験を文章の核にする。優れたレビュアーってのはむしろ、追体験を書きながら、それをきちんと自分の見方として提示できるものなんじゃねーのかな。