虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

 近所にTSUTAYAが出来たので、いくつかDVD借りてきた。


 で、アニメ「かみちゅ!」1巻を見るw。ネットでやたら話題になってんで気になってたので。初見。


 このスタッフの作った「ROD」シリーズとか見ていて感じたいびつな感じが、いよいよ極まった感じがする。演出がリアルな手触りなのに、描くべき実存みたいなものがないからかもしれぬ。描かれる女の子たちも妙にアンニュイだし。
 「がんばっていきまっしょい」ならぬ「がんばらないでいきまっしょい」って感じ。
 その辺がいいのか悪いのかはわからん。演出力はある。あるのにその持てる力の使いどころもてあましてる印象があるかな。力のいれどころを間違えてる感じがするんだよな。(「そこがいいんじゃない!」とか言われそうだが)


 ただ、ここまで徹底的に作家性が排除されてると、逆にそれこそが個性となっている気もする。なんともはや、つかみどころがない。その辺が、俺の琴線に触れぬ一端になってるとは思うんだが。