虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

「無敵看板娘」15巻

toshi202005-12-08

作者:佐渡川準 出版社:秋田書店


 個人的に応援しつづけている、週刊少年チャンピオン連載中の看板娘ガチンココメディ。


●エピソード別雑感



・#153「迷える巨獣」…花見町にキリン現る。とりあえず美輝と勘九郎が共闘!という展開に。いい加減名前覚えてない、という設定が辛くなってきたなあ。という感じ。


・#154「さようなら辻逸色」…辻、花見町を去る。つもりだったが決心つかないみたいなんで、みんなでいじって送り出そう、という話。とりあえず、太田の「お前(辻)が女だと思っていたのさ」は良かった。女の辻を妄想して萌えた。俺が。


・#155「すっかり丸くなりました」…残り物を食していたら、丸々太ってしまった大戦鬼。つか太戦鬼だなこりゃ<うまくない。太った美輝&そんな彼女を見て泣く勘九郎萌え。オチは、いろいろ不可解というか、勘九郎が復讐に来る前とかどうしてたんだという話に。つーか、この設定だと、もはや二人は結婚するしか<飛躍しすぎ。


・#156「犬からの卒業」…犬(敏行)から泳ぎを教わった若菜ちゃんが学校でダメだしされ、犬以外から泳ぎを教わろうとする話。もののけ姫だな、もはや。つーか勘九郎が普通に教えてやれば万事解決のような気がするが、敏行のけなげさに免じて言わずにおこう<言ってるし。


・#157「違いのわかる女」…美輝が戦場ヶ原から拾ってきた謎の像は実は・・・という話。話の出来は正直いまいち。つか、ちょっと「中身」が不憫なことになってて、嫌。


・#158「怒れる大捜査線」…太田さん、ブツレンジャー詐欺、という犯罪にひとり孤独に立ち向かう。が、そこに仲間が・・・という話。つか、レンジャーシリーズのキャストって花見町界隈に現れるね、ホント。撮影現場が近いのかも。


・#159「一夏の共闘」…めぐみの世界のなかでは死人である勘九郎が、お盆になって還ってきた(あくまで彼女の中で)。というわけで、久しぶりの共闘。律儀に付き合う勘九郎が哀れになってくる、ひでえ作戦の数々が泣ける。


・#160「喜色満面死闘」…ラーメンガールというキャンペーンに応募するために笑顔を絶やさずに醜い争いを続ける美輝とめぐみの話。年齢制限を知らずに参加する気満々だったおかみさん萌え。ちなみに、ラーメンガールに選ばれた女性は、ひじり川美化キャンペーンキャラクター「ひじりちゃん」を描いた少女と同姓同名なんですが。魔法少女かなんかですか>小池 杏奈。謎は深まる。


・#161「アノ子に近づくために」…先生のめぐみへの愛が、勘九郎を結果的にパワーアップさせた・・・という話。もう先生にはめぐみしか見えてないとしか思えない暴走ぶり。しかし、ここまで美輝相手に善戦しときながら、次回から何事もなかったのようにパワーダウンしてるであろう、勘九郎が哀れ。


・#162「修羅場で学んだコト」…若菜ちゃんが自由研究を一日でなんとかしようとする話。辻が持っていたアサガオの種がすごいことに。つか、物理的どころか、生物学的に革命を起こし始めてる、町内奇術師。何者だお前は。


・#163「数メートル四方の激闘」…勘九郎とゴン子さん初顔合わせ。挑戦状ですらきちんと交番に届けられる花見町。平和だ<そうか?勘九郎の運動能力が無駄に発揮された、交番内の激闘と、それにまったく動じずに茶を持ったまま微動だにしてなかった坂田さん(ゴン子さんの上司。人気投票15位)が面白かった。