スウィング・オールズ
時代は婆か!?
新宿で「ベルヴィル・ランデブー」を見てきました。
最後の最後でえらい傑作が来たなあ。はっきり言って打ちのめされた。
なんせ主人公は寡黙なちんちくりんのばあさんと腹の出た駄犬で、目的は(無口で不気味な)孫を取り戻すって以外にない。そして出てくるヒロインは、ひょろ長い3人の婆さん。
なのに面白い。ヨーロッパ的なシュール&ナンセンスに彩られながら、繰り広げられる娯楽の王道的な展開に感動する。すげえすげえ。
今年公開されたシュール&ナンセンスアニメといえば「マインド・ゲーム」だけど、俺があれに足りないのはヤクザとの対決、と俺は感想に書いた。「ベルヴィル」にはそれがある!!
クライマックスに繰り広げる史上最遅のカーチェイスに驚け!