虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

 AMCイクスピアリで「IZO」を見る。映画秘宝で「何でメジャー公開しないんだ!」と憤っていたが、はっきり言ってメジャー公開しても受けるわけないと思う。これって革命は無知蒙昧と暴力でなくてはなし得ない、って映画じゃん。真実かもしれないけど、オブラートなしで飲ませるな、そんなもん。


 でも、三池崇史には向かない作品じゃないのかな、これ。観念的な台詞のシーンが成ってない。全然スタイリッシュに撮れてない。いくら三池監督でも押井守は出来なかった。そのシーンだけ、「CASSHERN」の紀里谷和明に撮らせれば良かったんじゃないのか。本人はやりたがらないだろうが(笑)。


 そしたらメジャー公開も可能だろうし、婦女子観客なんかが大挙して劇場へ押し寄せたりなんかして。それはそれで困るか。