虚馬メモ RETURNS

＜近況＞

・「セーラー服と機関銃」の最終回を見る。ここまで予定調和な悲劇というものを今時やるか、というくらいゆるゆるとした演出のドラマで、登場人物の８割方死ぬのにまったり見てしまう、という、「ほのぼの」悲劇だった。最後まで見てしまったのは、そんなドラマを高いレベルの演技で演じる堤真一とかが良かったからだと思う。物語に全然寄与はしてないんだけど、見応えだけはあった。
　「カイ・カン」は入れて欲しかったところだが、まあここまでのんびり見てるとどうでもよくなってくる感もあり。なんか組員たちの死に際の間抜けさも含めて「こういうもの」として割り切って見る分には、楽しめたドラマだと思う。

・「鋼の錬金術師」15巻を買う。全編イシュヴァール殲滅戦の回想、ということで、本編はほぼシリアスで笑いどころは少ない。そのせいかおまけ漫画が、いつもの1.5倍くらいにはっちゃけていたのが印象的。「だいなしキング」は言い得て妙。そして、グラン准将の死に様に爆笑。・・・爆笑？うん爆笑。