タイガー＆ドラゴン＃８　「出来心」の回

●あらすじ：
　新宿流星会組長（笑福亭鶴瓶）の一人息子・銀次郎（塚本高史）は、自分は仕事もしない、学校も行かない若者『ニート』なのではないか、と虎児（長瀬智也）と日向（宅間孝行）に相談。大学を卒業してこのままヤクザになることに疑問を抱きつつも、他にやりたいこともないし…という銀次郎に、虎児は甘ったれるなと一喝する。
　虎児は竜二（岡田准一）にもう一度落語やるのか？と聞くと、こちらもやりたいかどうかわからないという。さらに、今林屋亭に入門すると、虎児が兄弟子になると聞いてテンションが下がる竜二。
　銀次郎は、幼なじみで巡査の金子準（高岡蒼佑）と再会する。借金の取り立てばかりの日々で、刺激に飢えていた銀次郎と、交番勤務に飽き飽きしていた金子は、意気投合。金子から、新宿二丁目で構成員を増やし続けている神保組が、部屋を借りてヤバイものを隠していると聞いた銀次郎は、二人で神保組の弱味を握って、ゆすろうと計画。とりあえず、一人で隠れ家のアパートに潜入した銀次郎。そして、銀次郎がその部屋でから盗み出した"ヤバイ"ものとは！？

●全体的雑感。
　うーん。この期に及んで、まだ虎児におんぶにだっこの新宿流星会。虎児が本格的な足抜けが出来る日は来るのか、不安になる話。虎児も「二代目」銀次郎を見てつい「おれについてくりゃいい。」ってヤクザ継続宣言みたいなこと言っちゃうし、なんかこれからヤクザドラマになっていきそうな悪寒が。
　ただ、一発ギャグかとおもっていた「中谷中」のルーツが現れたり、組長（鶴瓶）の落語するシーンが登場したりと、廃業を匂わすような展開もあり、組長と師匠の友情が深まる場面は良かったんだが。

　…あと竜二より、虎児の方が落語うまくねえ？（笑）つーか、岡田准一、正座したとたんしゃべりが堅くなるんだよなあ。しゃべりがうまけりゃ、落語が巧いわけじゃない。芸の道は厳しいなあ。

●キャラ雑感

虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

タイガー＆ドラゴン＃８　「出来心」の回