虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

「無敵看板娘」12巻

toshi202005-04-07



 週刊少年チャンピオン連載中の、ガチンコ看板娘コメディ。暴力と混沌が支配する花見町を舞台に、今日も血の雨が降り注ぐ(間違い)。


 その最新12巻を神保町でフライングゲット
 「エマ」のキャラ別雑感が俺的に書いててしっくりきたので、似たようなことをやってみるテスト。作者のサイン会整理券ゲットし損ね記念。←神保町に行ったのはそれ目的。



●エピソード別雑感


・#121「山は見ていた2」…おそらくこの漫画初めてのコミックスを跨いだ続き話。久しぶりのサイレントっぷりと、やまごもりと熊という二大修行アイテムになぜか勘九郎と猿との友情という要素を加えたアホらしさが好き。オチもサイレントを貫いてくれればなお良かったのだが。


・#122「ヘビーな一日」…めぐみのペット探し。さそりという本人の性格にぴったりなペットが死んでしまい、代わりに買ったのが毒蛇…。さすがである。しかし、佐渡川先生、緊縛ネタ好きな。題名がくだらねー。


・#123「土俵で白黒つけようぜ」…相撲大会の話。前大会は、大戦鬼こと美輝が大会を滅茶苦茶にしたらしく、代替案を探すことに。しかし、美輝と対戦しようとした男はぜってーエロ目的だと思う。「鬼丸ママンの一撃大会」は爆笑。


・#124「権藤さん悶える」…ゴン子こと婦警・権藤さんメイン。空腹ゴン子VS.鬼丸ラーメン。実に白熱。ゴン子さん、友達いなかったせいか、独り言だらけの話なのに違和感ない。オチはやっぱり緊縛。題名は狙いすぎ。


・#125「背中で語るアイツ」…遠藤家最強の生物・敏行、ついに乗り物化。幼女と犬が合体する…という字面がエロい(馬鹿か)。でも最萌えは、敏行に乗犬拒否されてへこむ真紀子ママンだったりする。


・#126「嘘が地球を救う」…募金詐欺と大戦鬼の友情?に、ストーカー婦警・権藤さんが絡む話。募金詐欺くんのキャラが素で小悪党のせいか、大戦鬼の暴れっぷりもなんとなく空回り気味。オチもいまいちだが、なぜか大戦鬼を手伝っているゴン子さんにやや受け。


・#127「やさぐれ初体験」…性格がやや連載初期のころに戻った感じの美輝が、真紀子ママンの心ない一言で家出する話。「若菜より使えない」と言われた美輝がショックを受ける描写は、ちゃんと可愛い気がする。ま、若菜ちゃん+敏行の使えるっぷりは確かに凄いけど。久々に真紀子ママンの最強生物ぶりが見られたので満足。


・#128「友とは」…オチ要員以外のメインで久々登場の茅原先生(マント装着ver.)とめぐみの友情話。茅原先生はマントがないとめぐみに怨霊扱いされてしまう、マント一枚で繋がれた友情。マントを「脱いで」と迫るめぐみがそこはかとなくエロ可愛い。


・#129「荒れた雪景色」…久々に美輝vs.敏行のガチンコ対決 in 雪上。雪ではしゃぐ敏行は実に可愛い。雪ではしゃぐ美輝は大人げない(いまさら)。つーか、スカート一枚でよく寒くないなと。


・#130「走れ貪欲なる者」…特売狂想曲。大戦鬼ひとりが騒いでるんじゃなくて、住民が一緒になってノリノリで騒いでるのはなんか珍しい光景。


・番外編「無敵看板娘 P&B」…太田をオタ一直線にさせる戦隊シリーズ「スターレンジャー」で演じている女性キャスト2人のお話。ピンクスター役のモモコちゃんも可愛いけれど、ヘルズバニー役の秋吉さんのそこはかとない優しさに萌える。


・あとがき

 ついに、メインキャラを使い切ってしまい、また美輝から。さりげなくほろ酔いver.の美輝(性格が正反対)がいる。かあいい。


・次巻予告

 松濤館空手蹴球にやや受け。




・ついでに、今週のチャンピオンの話。


 花見ネタでまさかの酔い茅原先生登場。先生ファンの俺、悶絶。可愛い。前半の萌え展開から後半のガチンコ燃え展開になる辺りがムテムスクオリティ。