虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

つれづれ雑記

toshi202005-02-20




岡本喜八監督の死はショックだった。ぶっちゃけ黒澤明監督の死よりも。
 ベテラン監督作品は数多く見てきたが、同時代の現役作家として大好きだったのは岡本監督だけだ。俺は初めて見た岡本映画は「大誘拐」だったんだけど、この映画は俺の生涯ベスト10に入る。昔ながらの喜八ファンはどう思うか知らないが、俺には思い入れがある作品だった。録画したビデオもすり切れるほど観た。


 その後、かつての岡本作品に触れ、かつての作品に敬意を表しつつも、俺としては現役作家として新作を待った人だった。「EAST MEETS WEST」も「助太刀屋助六」も劇場で見た。出来不出来はともかく、最後まで老人らしからぬ軽さと早さと若さを持った作家だった。好きだった。大好きだった。


 もっと作らせてあげられれば良かった。40作目を目前としての死に合掌。




 
秋葉原に行って、噂の韓国版「-スプレマシー」DVD購入。メニューの日本語化はもとより、日本語吹き替えまで入ってる!日本のプレイヤーでも再生できて4000円は安い。
 ここ最近、そこの輸入DVDの店には事あるごとに立ち寄っていて、件のぶつが並んでいるのは知っていたんだけど、とっくに売り切れているかと思った。公開から結構経つのに余裕で買えた。やっぱ「韓国盤」というのがネックなんだろうか。


 あと「Shall We ダンス?」(周防正行監督)米盤DVDも購入。