虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

 久々に飯田橋ギンレイホールに行って、「息子のまなざし」を見てきました。(同時上映の「25時」はキャンセル)。ミニシアター系の映画だし、地味そうな映画だってのに、映画館はお客さんであふれていた。ちょっとした驚きだった。こないだシネコン(日曜)に見に行った「ハリポタ」より席が埋まっている。


 そっかー、2本で1500円という値段設定は、たとえ映画が地味だろうと客が集まるんだなー。飯田橋という地理的なものや、ギンレイの1年間パスポートなどの特典のせいもあるのかもしれないけど。


 映画のほうは地味というよりも、ソリッドに贅肉そぎ落としたシンプルでありながら不思議と緊張感が持続する映画。なかなか変わった趣向の演出で飽きさせないが、あくまで「理性」で理解できる範疇で話をオトしてしまったのが個人的にはちょっと不満かな。