虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

Re:『コンクリート』上映問題に見える、捏造されるネット言論(歯車党日記より)

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 でも、それなら余計に抗議に屈した制作・上映サイドの罪は重いし糾弾すべきだろう。相手の本気具合ぐらい読み取れないなら、最初からネットなど完全無視すればいい。「2ちゃんねる」のイメージだけで過敏に反応しすぎだ。

 土俵を下りた力士に何もいうこともないですが、ヤジだけでなく実害が考えられる場合それ自体が脅威になる可能性もある。戦うという行為によって犠牲になる可能性のある代価が見合うものでなければ、下りるということだって一つの方策ではある。

 「相手の本気具合ぐらい読み取れないなら」ってのはちょっと酷な物言いだ。つかみ所のない相手がなにをするか分からず、どこに波及していくかも読めない恐怖はよくわかる。


 そして現在は、BLOGやテキスト系個人サイトによって責任ある個人の情報発信が広がっていく一方で、匿名ゆえの責任放棄がまかり通る2ちゃんねると、ネット言論は二極化の様相を呈している。でも、最近の2ちゃんねるは次々と名誉毀損系の訴訟を起こされて敗訴続き。賠償金支払いの判決を受けてもひろゆき氏は飄々としているようだが、いずれそれが限界点に達した時は2ちゃんねるき何の予告もなくあっさり消えてしまうかも知れない。

 企業がなぜひろゆきを訴えるのか、と言えばやはり「企業としての実害」を恐れる「恐怖」だろう。アップリンクもDHCも、問題の根っこは同じだと認識すべきだと思う。