「明日の記憶」
監督:堤幸彦
えー。怖かった。ちょー怖かった。こんな映画だとは思ってなかった。
いきなり頭悪い文章でごめんなさい。でも、これ、怖い。怖すぎる。ジャンルとしてはホラー映画ではないです。どちらかというと感動系難病ものというジャンルで、そういう意味では、予告編なんかは嘘をついていないんだけど・・・その病気によって失うのが・・・「記憶」。それを保つ力なんですよね。
難病ものってさー、こういう風にあなたは悶え苦しみながら死ぬ、って話じゃなくてさ、そういう絶望の中で人と人が葛藤の中からドラマを紡いでいったりするのが肝なわけじゃない。そして、そのドラマに涙したりするわけでさ。
この映画、ガチで記憶が保てなくなっていくという「若年性アルツハイマー」の恐怖を、逃げずに描き切っちゃった映画。なのですよ。特効薬もないこの病気に安易な救いは存在しない。頭では分かっていたのだけれど、ここまで大マジに作られてるとは思わず、下りっぱなしのジェットコースターに乗ってるみたいで、もうひたすら怖かった。
もうね、オープニングからしてね。ガチですから。
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