虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

劇場用「アニメ」じゃねえ、アニメ「映画」だってばよ!

toshi202005-05-04



 「劇場版NARUTO‐ナルト‐大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」のDVDがようやく届いた。先月の28日には届くはずが、なかなか発送されず、メールで問い合わせてようやく届いたのだった。トホホ。


 で、再見。


 ……いい。やっぱ俺、この映画好きだ。


 いい娯楽アクションアニメ映画です。なんでこう、評価が上がらないかなあ。「スチームボーイ」なんぞ見てる暇があったらこっちを見なくちゃいけませんよ。演出によって語るってのはこういう風にやるもんだ、という見本のような作品だってのに。ちくしょう。俺なんかが誉めたってどうにもならんのが口惜しい。ベテラン作家以外の作品では、久々に「アニメ」であることに甘えない演出によって魅せる「映画」だってのに。こういう作品って、ありそうでなかなかないのだ、実際。


 俺みたいな三下を信じられなければ、俺なんかより100万倍は信頼されている映画感想サイトm@stervisionさんが2004年公開の日本映画の41位に入れてるという事実でどないだ!?本当は劇場で見て欲しかったけど、未見ならば是非ともレンタルビデオでもDVDでもかまいませんので、m@氏を信じて、もしくは俺に騙されたと思って是非見て頂きたい。こういう優れた「映画」はきちんと評価されるべきです。


 今年公開の第2作の成否いかんでは、評価されるまえに単なる「人気漫画が原作の劇場用アニメ」として埋もれてしまいかねない。その前にせめてこの作品だけでも評価されてほしいものです。



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