虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

ハリウッド映画の海外製作に、アメリカの職人たちが悲鳴

http://www.eiga.com/buzz/040706/19.shtml


 いまやハリウッド映画がカナダやオーストラリアで製作されることは珍しくないが、海外流出でもっとも痛手を受けているのは、ハリウッドの映画産業を支えてきた職人たちだ。海外で撮影する場合、撮影や美術、衣装などの部門のトップに立つスタッフはアメリカから派遣されるが、その下につくクルーは現地採用が主となるために、アメリカ人の職人たちは仕事に就けなくなっているのだ。

 むーん。難しい問題だ。こういう下請け職人は給料も安いんだろうしなあ。給料が低い人間ほど仕事に就けない理不尽はある一方、映画の製作費を抑え、無駄な出費を避けたい製作側の意向や、ハリウッドマネーを誘致する環境努力をする国を非難することも難しい。自然の流れと言われればそうなのだろうけど、厳しい話だ。