虚馬ダイアリー

「窓の外」のブログ

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「銀色のシーズン」

監督:羽住英一郎 脚本:坂東賢治 なんかこう。かつては世界に名を馳せたけど今はしがない何でも屋を3人組でやってて、で名前が「銀」っておまえな。しかも村の鼻つまみものとくらあ、みたいな。なんかね。 ジャンプの某漫画の主人公に設定似すぎ・・・なん…

「陰日向に咲く」

監督:平川雄一朗 脚本:金子ありさ 原作:劇団ひとり 悪く言いたくはない映画。 というのはねー、キャストの演技は頑張ってるんだよねー。宮崎あおいや、岡田准一、三浦友和、伊藤淳史などの演技は出色だと思ったし。ただ、それがあまりに報われてなくて。…

「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」

原題:Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street 監督:ティム・バートン 脚本:ジョン・ローガン 前評判の割に、意外と評価が難しい映画だな。と思う。ちょっとしばらく評価保留にしてた。 まず、見ている間は「非情」に楽しい。そして完成度が高い…

「テラビシアにかける橋」

原題:Bridge to Terabithia 監督:ガボア・クスポ 脚本:ジェフ・ストックウェル/デビッド・パターソン 製作:デビッド・パターソン 原作:キャサリン・パターソン 学校では冴えないけれどかけっこと絵の才能には秀でている主人公は、女姉弟ばかりでかつ、…

「28週後...」

原題:28 Weeks Later 監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ 脚本:ローワン・ジョフィ、ファン・カルロス・フレスナディージョ、E・L・ラビニュ、ジーザス・オルモ 愛が世界を滅ぼす。この映画は、恐ろしいことに、そんな絶望を突きつける。 断って…

「Mr.ビーン/カンヌで大迷惑?!」

原題:Mr. Bean's Holiday 監督:スティーブ・ベンデラック 脚本:ハーミッシュ・マッコール、ロビン・ドリスコル あの男が帰ってきた。というよりもなんとなくふらっと生き続けていた、というべきだろうか。相変わらずのマイペースで。 可愛い子には旅をさ…

「魍魎の匣」

監督・脚本:原田眞人 原作:京極夏彦 「ほう」でおなじみ、京極堂シリーズ最高傑作と名高い「匣」の映画化。原作は5,6年前に一回読破したっきり。めちゃめちゃ面白かった記憶は濃厚にあるけど、細かいところは大分忘れてる。 てなわけで、公開前はそれな…

「再会の街で」

原題:Reign Over Me 監督・脚本:マイク・バインダー ぞわっとする感じがある。既視感があるからだ。 恐ろしいことに。告白するとこの映画、ちょっと怖かった。 基本的には、感動系の映画である。狂言回しは歯科医のアラン(ドン・チードル)。女性にはそこ…

「ピューと吹く!ジャガー」

監督:マッコイ斉藤 原作:うすた京介 「ご注意!」これから始まるアニメーションはやけに良識ぶった方、 くそまじめ野郎、いい子ぶりっこは見る必要なし!!あと、 批評は断る!!(カントクの父)」(アニメ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん…

「アイ・アム・レジェンド」

原題:I Am Legend 監督:フランシス・ローレンス 脚本:マーク・プロトセビッチ、アキバ・ゴールズマン 2007年。世界はウイルスのかもしに包まれた。 ニューヨーク。世界にひとりだけの俺(ウィル・スミス)。ナンバー1にならなくていい世界でオンリー1。…

日米ボックスオフィス(01/08)

(参照:eiga.com) ●全米 タイトルのリンク先はAPPLEの予告編(要quicktime7)。 邦題のリンク先は日本版公式サイト。 1-(1)「National Treasure: Book of Secrets」 (邦題:「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」 監督:ジョン・ター…

「ペルセポリス」

原題:Persepolis 原作・監督・脚本:マルジャン・サトラピ 共同監督・共同脚本: ヴァンサン・パロノー 個人的にイランの青春群像の傑作と思う「オフサイド・ガールズ」*1と対を為して語られるべき、イラン人女性の個人史。 他国文化に憧れを抱きながらも、…

日米ボックスオフィス(01/01)

(参照:eiga.com) ●全米 タイトルのリンク先はAPPLEの予告編(要quicktime7)。 邦題のリンク先は日本版公式サイト。 1-(1)「National Treasure: Book of Secrets」 (邦題:「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」 監督:ジョン・ター…

「恋空」

監督:今井夏木 脚本:渡邉睦月 原作:美嘉 「痛み」を感じた。じわじわと確実に、苦痛を感じた。この映画を理解する上で、この「痛み」は重要なのではないか、と思う。 個人的なことを言うと。見たくないものは見ない主義である。この世には見ない方が幸せ…

新年に恋空を見ようとする2008年元旦。

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 ・・・再びネットカフェより失礼。 旧年やり残したことを片付けたりする2008年正月。年賀状の返事。パソコンを買う。そのパソコンで書いてない映画感想を(去年の日付で)書く。というよ…